研究大会終了！
ごあいさつ
西広島リハビリテーション病院
病院長
病院長
岡本 隆嗣
はじめまして！このブログは患者さん、ご家族の方、一般の方、そして職員にも、 当病院のことをもっと身近に感じていただきたいという思いで作りました。 日々の出来事の中で私が思ったことをつづっていきたいと思います。
1月15日のセンター試験の日、広島市内は33年ぶりの大雪となり、19cmもの積雪がありました。以降、研究大会が近づくにつれ、天気予報ばかり気にしていました。最初晴れだった予報が雪マークに変わり、15日の大雪の時以上の寒気が中国地方に近づいている、というニュースもありました。積雪を覚悟していた研究大会当日、東の空から朝日が昇りました。「やった、これでいける！」日の出を見て涙が出そうになったのは、生まれて初めてでした。
我々にとって、このような規模の大会運営は経験がなく、開会前は正直不安もありました。慣れない場所での慣れない仕事。職員が緊張しているのがよく分かりました。大会の直前、知り合いの先生から、「これまで十分に準備してきた。大丈夫、きっと上手く行く。心配するな。ドンと構えよ。」とお手紙を頂きました。その言葉を皆に伝え、そして自分にも言い聞かせました。大学アメフトの試合の朝、「絶対勝つ」と言い聞かせて試合に臨んだことを思い出しました。
事前申し込みが予想以上に多く、しかも手狭な会場だったため、混雑させないポイントは当日参加受付と、荷物やコートを預かるクロークであると予想していました。係のスタッフは、入念な準備とリハーサルを繰り返し、シミュレーションのため他学会の手伝いも経験していました。初日の開会式前、多くの参加者や発表者が雪崩のように受付に押し寄せましたが、落ち着いてスムーズに対応できました。上々の滑り出しになりました。
発表や講演の会場や、企業展示にもたくさんの参加者が集まって下さいました。「素晴らしい大会」、「面白いプログラム」、「斬新でたくさんの企画」、「聴きたい講演がありすぎ」、「アプリが使いやすい」、「たくさんの企業展示でびっくりした」、「ランチョンは大きな学会並みの数だ」、と口々に褒めて頂きました。懇親会では、当院“カープガールズ”のダンス、そして当院の退院患者さんによるサンバの企画も大好評でした。「勉強になる」だけの学会ではなく、「参加して良かった」「楽しい！」と思える学会を目指してきましたので、皆さんの笑顔を見て安心しました。
中でも一番嬉しかったのは、「素晴らしい組織力、団結力ですね」、「チームワークが素晴らしかった。」と言われたことです。最高の褒め言葉だと思いました。「こういう時に普段の姿が出るんだよ、凄いね。」と言って下さった方もありました。最初は混乱し、また緊張して皆の動きが硬かったのですが、開会2時間後には、報告・連絡・相談の体制が確立し、組織だって動くことができるようになっていました。見事な学習力でした。
最終的に参加者が3200名を超え、天気も何とか最後まで持ちこたえました。当院の周囲は時折吹雪のような天気だったようですが、会場の周辺と海沿いだけが青空だったようです。本当に奇跡的な天気、予想以上の参加者と出来栄え、まさに“神ってる”大会でした。
最後の参加者をお見送りした後、皆疲れてくたくたでしたが、最後の片付けをし、その後皆で記念撮影をして、「本当にありがとう」と挨拶しました。身体は疲れていましたが、緊張感が残っていたのか、その時は涙が出ませんでした。
バスで病院に帰ると、病院のスタッフが笑顔で迎えてくれました。「大成功ですね」、「晴れてよかったですね」、「お疲れ様でした」、と病院に残って仕事をしてくれた皆が喜んでくれていました。その笑顔をみると、目頭が熱くなりました。残って普段の業務をしてくれた人も、また会場で頑張ってくれた人も、皆のチームワークで大きな大会を乗り越えられたことに心から感謝しました。
翌週、ご協力を頂いた企業を訪問しましたが、「大盛況でしたね」と皆さん笑顔で大会のことをお話下さいました。改めて、多くの皆様のご支援があり、この大会が運営できたことを実感しました。スタッフは今回の準備・運営を通じ、一回りも二回りも成長した気がします。このチームワークがあれば、この先どんな難局も乗り越えられる気がしました。
翌週、ご協力を頂いた企業を訪問しましたが、「大盛況でしたね」と皆さん笑顔で大会のことをお話下さいました。改めて、多くの皆様のご支援があり、この大会が運営できたことを実感しました。スタッフは今回の準備・運営を通じ、一回りも二回りも成長した気がします。このチームワークがあれば、この先どんな難局も乗り越えられる気がしました。
皆さんのご支援・ご協力に心から感謝致します。本当にありがとうございました。