5月27日
5月最後の言語デイでは、季節の話題として「田植え」「蛍」などをテーマに取り上げた課題を行いました。
「田植え」をテーマにした課題では、スタッフが田植えのジェスチャーを皆さんの前で行いました。
なかなかいい田植えのジェスチャーだったのですが、あるご利用者から田植えのジェスチャーについて「もっとこうよ」とご指摘を受け、とてもリアルな田植えのジェスチャーを披露してくださる場面がありました。

その他、田んぼで見かける生き物の呼称などを通じ、皆さんで会話を楽しみました。
田植えをしたことのない方、昔したことがある方、今もしている方、皆さんそれぞれでしたが、季節の話題として楽しむことができました。
言語デイを行う部屋の窓からはツバメの巣が見えます。利用者さんとよく巣を眺めますが、ヒナが見れる日が楽しみです。

次回はどんな話題を取り上げようか・・・皆さんどんなことに興味を持っておられるか・・・など考えていると、自然と日々のちょっとした出来事に関心を持つようになりました。
ことばの症状は皆さんそれぞれですが、思わぬ話題で言葉の重症度は関係なく、話が盛り上がることがあります。そんな時は、特別な出来事でなくても、ゆっくりと何気ない日々の世話話ができる場があることの大切さを感じます。