6月5日

テレビで、ふつうの人が誰でも、被害者や加害者になりそうな事故や事件が取り上げられる昨今です。
言葉のデイケアにみえている皆さんも、日頃、用心しておられることがあるだろうと思い、お尋ねしました。

「玄関の鍵のかけ忘れ！」と勢い込んだ口調でAさん。「女房が朝、わしより早く出かけるから。」
Bさんは、ゆったりとした調子で「駐車場に年寄りが入る時」。今は運転しないBさんですが、車の事故は関心事です。
Cさんは「小さな錠剤を飲む時。つまむ、口に入れる、口の中で動かす、どれにも注意が要る。」
立ち上がる時にグラッとすることの多いDさんは、自身でも強く意識していて「立ち上がる時に転ばないこと。でも、歩く時は不思議と足がスーッスーッと出る。」

Eさんは「車の中で叱らないよう気をつける。」「えっ？どなたがどなたを叱る？（スタッフ）」「主人はおっとりしていて、追い越されても気にせずマイペース。信号でも大事をとって早めに停車する。私はいちいち苛々して運転中の主人に文句を言ってしまう。私の方がよくないことはわかっている。用心しなくては。」「で、そういうやりとりは何年ぐらい続いてきたんですか？（スタッフ）」Eさんはにっこりと「○十年！」
皆さん、ここで爆笑でした。