私が朋和会を選んだ理由
OCCUPATIONAL THERAPIST 作業療法士
QUESTION 01 朋和会に入ったきっかけ
回復期で患者さんとゆっくり関わりたい
学生時代にいろいろと勉強して、患者さんと時間をかけてゆっくり関わることのできる回復期の医療に興味を持つようになりました。回復期の病院を色々調べていく中で、教育体制がしっかりしており、設備も充実していたので、ここがいいなと思うようになりました。見学させていただいた時には、雰囲気も明るくて、職員の方が気持ちの良いあいさつをしてくださったのが印象に残っています。
QUESTION 02 なぜ作業療法士に
日常生活により近い部分でサポートできる仕事
母が歯科衛生士だったこともあって、もともと医療系の仕事に興味があり、医療系の仕事をいろいろと検討しました。作業療法士を希望したのは、患者さんのその人らしさを大切にしながら、家事や趣味活動といった「作業」に焦点を当てて、日常生活により近い部分でサポートできる仕事だなと思ったからです。
QUESTION 03 仕事に関するエピソード
毎回考え、学び、成長していく
はじめてのことを経験すればするほど、自分に見えていなかった視点や課題が見つかって、そのたびに勉強させていただいています。同じ訓練でも必要な動作は 1 人 1 人違うので、毎回学びがあります。例えば調理訓練で、片手で食材を切るという場合、ただ釘付きのまな板を使えば大丈夫というものでもないんですね。どんどん小さくなって最後の方はどうするのかとか、みじん切りはどうするのかとか。利き手でない方の手で包丁を使う場合の刃先の当て方や力の入れ方とか。実際にやってみて、どう工夫したらご自宅でも行っていただけるか、患者さんと一緒に考え、先輩にも相談しました。外泊訓練でその患者さんが久しぶりにご自宅でご家族に料理をふるまって、美味しかったと言ってもらえたという話を聞いて、私もとても嬉しかったですね。
QUESTION 04 今後のビジョンは?
退院後をより具体的に考えられるように
患者さんの退院後の生活について、より具体的に考えられるようになったらいいと思っています。
訓練中はどうしても機能そのものの改善を考えてしまうことが多いのですが、今行っている訓練が退院後の生活のどういう部分につながるのか、あるいはどういうところで困るだろうから、何を準備しておかなければならないのかなども、考えられるようになりたいですね。入院される前のことや退院後のことなども、患者さんの口からだけでなく外部の方からも聞くなどして、まだまだこれからも経験を積んでいきたいなと思います。
SCHEDULE ある1日のスケジュール
- 8:45
- 出勤、情報収集、一日のスケジュール確認
- 9:00
- 朝ミーティング、ミニカンファレンス
- 9:25
- 午前のリハビリ訓練開始
- 12:15
- 昼休憩
- 13:15
- 午後のリハビリ訓練開始
- 17:05
- 終礼、軒下ミーティング、カルテ入力、書類作成など
- 17:45
- 勉強会
- 18:00
- 退勤