私が朋和会を選んだ理由
MUSIC THERAPIST 音楽療法士
QUESTION 01 朋和会に入ったきっかけ
多職種とともに患者さんに関われる職場
音楽療法の中でも神経学的音楽療法に興味があり、病院の業務を見学させていただきました。 こちらでは、音楽療法士が理学療法士や作業療法士と一緒になって皆でリハビリを行っている姿が 印象に残っています。その音楽療法士さんが私の大学の先生とつながりがあったということもあっ て、ここで働かせていただくことに決めました。
QUESTION 02 なぜ音楽療法士に?
好きな音楽を仕事に
もともと音楽が好きで、子供の頃からピアノやリトミック(音楽に合わせて体を動かすことで潜在 能力を引き出す教育法)、ジャズダンス、吹奏楽などに親しんできました。好きなことを仕事に活か したいと思いましたが、練習があまり好きではなかったので、ピアニストとかは向いていないかな と...。ちょうど、姉が目指していた大学に音楽療法の科があるよと勧めてもらって、目指すことにし たんです。
QUESTION 03 仕事に関するエピソード
多職種協働で、音楽を中心とした支援を
2 年目くらいの時に、もともと音楽活動をされていて、バンド復帰を目指すという患者さんを担当さ せていただきました。理学療法士、作業療法士、言語聴覚士と連携して、楽器を演奏するための上腕 や指の訓練とか、高次脳機能障害がある中でどうすればリズムがとれるようになるかなど、話し合 いながら進め、退院前には院内でコンサートを開くところまで達成できました。その患者さんにと って音楽は命の次に大事なものだそうで、その後も来院されるたびに、「訓練はしんどかったけど、 ここで頑張って本当に良かった。」と言ってくださいます。
QUESTION 04 今後のビジョンは?
退院後にも音楽療法をつなげたい
最近は県内でも音楽療法を行うサービスや施設が増えてきています。当院で音楽療法が効果的だった患者さんに対して、そういったサービスや施設にどれだけつなげるか、また音楽療法士どうしで どれだけ連携がとれるかというところは、今後強化していきたい点ですね。また、退院後も続けたい なと患者さんが思ってくれるような日々のリハビリを提供していきたいと思います。
SCHEDULE ある1日のスケジュール
- 8:45
- 出勤、情報収集、一日のスケジュール確認
- 9:00
- 朝ミーティング、ミニカンファレンス
- 10:10
- 「ラジオ体操・今日の1曲」から午前のリハビリ訓練開始
- 12:15
- 昼休憩
- 13:15
- 午後のリハビリ訓練開始
- 17:05
- 終礼、軒下ミーティング、カルテ入力、書類作成など
- 17:45
- 勉強会
- 18:00
- 退勤