川上りツアー
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かつて広島の奥座敷と呼ばれた湯来温泉。最近では、湯来を流れる清流「水内川」での川上りツアーが
人気となっており、温泉総選挙では賞をとりました。
そこで今回は、川上りツアーをテーマに課題を行いました。
ツアーでは、「川に浮いて流れに身を任せる」、「高いところから川に飛び込む」などの
アクティビティがあります。
グループに参加された4名(軽度失語症、構音障害のご利用者)で若い頃に戻ってツアーに参加し、
高いところから川に飛び込むという設定で課題を進めます。
① 飛び込む順番を決める。
「高いところが苦手な人は?」「一番に行けそうな人?」などのやりとりを行いながら
順番を決めていきます。
いつも穏やかな男性が率先して1番に飛び込むと挙手されました。
それを聞いて2番手は女性が立候補。3番、4番は最後に残るのが嫌かどうかで決まりました。
② 飛び込む際に大きな声で気合の一言を・・
1番、2番、3番と大きな声で気合の一言を後ろのメンバーに語りかけて飛び込みます。
4番手の女性は「川じゃし・・岩があるじゃろ・・」と言われ中々飛び込めません。
③ なかなか飛び込めない仲間に川の中から声掛けを・・
「大丈夫よ~」と励ます方
「足から行けばええ」とジェスチャー付きで伝達される方
「はよ、おいで~」と両手を広げて抱きとめようとされる方
結局4番手の女性は飛び込めず、全員で手をつないで「せーの!」の掛け声で飛び込むことになりました。
身近な温泉地の話題で発言も多く、情景を想像しながら、お互いの声かけに笑いの多いやりとりがみられました。