ジェスチャークイズ

今月は6月にちなんだジェスチャークイズを行いました。
お題は、梅雨にちなんで「傘」、「カエル」、「てるてる坊主」。
食べ物は「さくらんぼ」、「梅干し」。
イベントにちなんだものでは、父の日をイメージして「ネクタイ」、「プール開き」。
以上の8つをジェスチャーしていただくことにしました。

まず、スタッフが例題として「梅干し」のジェスチャーを行いました。
手に取った梅干しを口に入れて酸っぱい顔をすると、
参加者の皆さんは手元のプリントの梅干しを指差して下さいました。
次からは、参加者の方にジェスチャーをしていただきます。
ジェスチャーするものはご本人に選んでいただきました。
トップバッターのAさんは「さくらんぼ」を選択しました。
食べる動作をしてくださったのですが、まだ全員には伝わっていません。
その後は、形を表現したり、食べる動作を繰り返して下さいましたが、
一番効果的だったのは食べた後の種を飛ばす真似です。
笑い声と共に、皆さんが確証を得た瞬間でした。

次のBさんは「田植え」です。
Bさんはイメージして動作を行うことが苦手な方ですので、隣でスタッフも一緒に動作を行いました。
裏で練習をして打ち合わせをしたのちに、発表です。
苗を持って植える動作を、腕を前後に動かして表現する事にしました。
最初はぎこちなかったのですが、繰り返すことでリズムよく田植えを表現して下さいました。
植えるスピードが速いとの指摘があり、Bさんも笑っておられました。

Cさんは「てるてる坊主」を選ばれました。
今回の選択肢の中で難易度が高いお題です。
まず、てるてる坊主を吊るす動作をしたのちに、雨がぽつぽつとしている様子を手で表現して下さいました。
さらに、形を表現してもらうと参加者の皆さんにも伝わりました。
てるてる坊主になりきって、吊るされた様子も表現して下さったのはユーモアがあり、
なかなかのアイデアだと思いました。

その他の方もご自身で選んだものをジェスチャーしてくださり、
それぞれの動作に笑いや感心する反応がありました。
生活の中でやりとりが難しい際に時にジェスチャーを使うことがあるのですが、
コミュニケーションのツールとして改めて見直す機会になりました。