当院の取り組み

退院支援と退院後のフォローアップ体制

入院期間は思った以上に早く過ぎていきます。
患者さんの状態によって退院までの期間は異なりますが、「退院が決まってから」ではなく、入院当初から少しずつ準備をすすめていくことが大切です。
担当の医療相談員が、患者さんやご家族がスムーズに退院の準備をすすめられるよう、退院後の生活に向けて起こる悩みや困りごとのご相談をお受けしています。
退院日が近づいてきたら、退院先に応じてより具体的に生活をイメージしながら退院準備を進めていきます。
患者さんと一緒に動作の練習を行うだけでなく、ご家族に介助指導を行ったり、食事、服薬、入浴、トイレ、医療管理など、退院後の生活の中でどのように行っていくかのアドバイスを行います。一緒に退院に向けた準備を進めていきましょう。
車の乗降時の介助方法指導
外出・外泊訓練時のご自宅で入浴動作の確認
管理栄養士によるお食事の指導
薬剤師による服用指導
回復期リハビリテーション病棟では1 日最大3 時間のリハビリ訓練を行いますが、退院後はそれがなくなります。
自宅に帰って急に何もしなくなってしまうと、日に日に体の機能が衰えてしまいます。退院後も適度に体を動し健康を維持できるよう、退院後のリハビリについても退院前から計画しておくことが大切です。当法人は患者さん・ご家族のご希望や状況に応じて最適なリハビリをご提供できるよう、さまざまなサービスをご用意しています。

退院後の医療・介護サービスの例