病院紹介
当院の取り組み
多職種によるチーム医療
回復期リハビリテーション病棟では、多くの専門職がチームとなって患者さん・ご家族・リハビリの目標を支援する、「チーム医療」が大きな特徴です。当院の病棟リハビリスタッフは100名以上、その他の専門職も手厚く配置し、しっかりとマンパワーをかけた体制となっています。
医師 | チーム医療のリーダーです。 診断を行い、治療の方針や 目標を決定します。 |
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看護職員 | ベストな状態でリハビリを行えるように健康管理をして、食事・排泄・入浴等の日常生活 動作の援助を行います。 |
介護職員 | 日々の生活のお世話を行い、食事・排泄・入浴等の日常生活動作の援助を行います。 |
理学療法士 | 座る・立つ・歩くといった基本動作の訓練を行なったり、杖・装具・車いすなど移動手段の確立を目指します。 |
作業療法士 | 食事・着替え・トイレ・入浴といった日常生活動作の訓練を行ったり、余暇活動などで生活に楽しみをもたらすことを目指します。 |
言語聴覚士 | 話す・聞く・読む・書くといった言語機能の訓練や、食べる・飲むといった摂食嚥下機能の訓練を行います。 |
音楽療法士 | 訓練に音楽をとりいれて患者さんの能力を引き出したり、音楽を通じて社会参加を促します。 |
医療相談員 | 入院~退院へ向けて・退院後の生活についてなど、ご相談をお受けします。 |
公認心理師 | 患者さん・ご家族の心のケアを担 当します。 |
薬剤師 | 患者さんの症状に応じた薬を提供すると共に、ご相談をお受けします。 |
管理栄養士 | 身体状況に合わせた栄養プランの提案、食事援助、食環境を作ります。 |
歯科衛生士 | 口の中の衛生を管理します。 |
病棟医事職員 | 患者さんの情報入力や面談日の管理をしています。 |
臨床検査技師 | 血液検査・尿検査などの臨床検査を行います。 |
放射線技師 | X線撮影などを行います。 |
4名のリハ科専門医
チームをまとめる医師は11名在籍しており、そのうち4名はリハビリテーション科専門医です。また、各病棟には病棟看護師長に加えリハビリスタッフを管理するリハビリマネージャーを配置して、チームのマネジメントを行っています。確かな病棟システムは、日本医療機能評価機構による認定によっても証明されていると考えます。
高密度・集中的なリハビリテーション
早くから多くの量のリハビリを集中的に行った場合の改善度が高いことがわかっています。平成22年4月より、日曜祝日を含めた365日リハビリテーションを行なっています。入院患者さんの早期回復・在宅復帰を目的として、より高密度なリハビリテーションを提供しています。
新しいリハビリ手法を積極的に導入
当法人の基本理念は、「信じ合い、明日を拓く」です。この理念に表れているように、新しいことにチャレンジし続ける「挑戦」の精神も大切にしています。さまざまなリハビリ手法や機器を検討し積極的に導入することで訓練の選択肢が広がり、より1人1人の患者さんに適した訓練、より効果的な訓練を追及できるようになると考えています。
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Neuro-15 -
神経学的音楽療法 -
ボツリヌス療法 -
SMART NIRS -
MMV鑑-AKIRA- -
Gait Judge System -
Honda歩行アシスト -
RE-Gait🄬 -
天井走行リフト -
体重免荷装置付きトレッドミル -
装具・歩行補助具歩行をサポートするさまざまな器具
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ステップバランストレーナー転倒予防のための姿勢保持機能トレーニングマシン
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IVES+電気刺激装置
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DRIVE-R100低周波治療器 電気刺激
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ReoGo-J🄬 -
コグニバイク -
JMS舌圧測定器舌圧測定器
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VitalStim🄬低周波治療器/筋電計
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POWER PLATE🄬加速度トレーニングマシン
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ADL訓練室日常生活動作の練習場所
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カップ式自動販売機とろみボタンつき自動販売機
退院後の地域生活を見据えたフォローアップ
回復期リハビリテーションの目標はあくまで、「患者さんが地域に戻られてからの生活」を見据えています。このため、当院では必要に応じて入院されてすぐの時期に患者さんのご自宅を訪問し、その生活空間を把握して、具体的な退院後の目標設定を行います(入院時訪問)。
退院後の患者さん・ご家族のご自宅を訪問したり、お電話やアンケートでヒアリングを行うなど、フォローアップにも力を入れています。