Shock wave(体外衝撃波)療法
当院では2021年末から拡散型体外衝撃波(Shock wave)を導入し、主に痙縮(※)がある方のリハビリ治療に用いています。
※痙縮とは、脳卒中の後遺症としてよく見られる障害の1つです。筋肉が緊張しすぎて手足が動かしづらい、自分の意思に反して勝手に動いてしまう、などの症状が出ます。
手指が握ったままとなり開こうとしても開きにくかったり、肘が曲がる、足先が足の裏側の方に曲がってしまう、などが起こります。
Shock wave(体外衝撃波)療法とは

Shock wave(体外衝撃波)療法は、身体に衝撃波(圧力の波)を当てることで様々な効果をもたらす治療法です。
もともとは、体内の結石を破壊したり、筋の炎症を抑えたりする用途に用いられていましたが、近年脳卒中の痙縮にも効果があるということがわかってきました。
痙縮の治療では、筋や腱に衝撃波を当て、こわばった手足を一時的に柔らかくしたり、痛みを抑えたりします。
手足の動きが改善するため、さまざまな日常生活動作やリハビリ治療を行いやすくすることが期待できます。
もともとは、体内の結石を破壊したり、筋の炎症を抑えたりする用途に用いられていましたが、近年脳卒中の痙縮にも効果があるということがわかってきました。
痙縮の治療では、筋や腱に衝撃波を当て、こわばった手足を一時的に柔らかくしたり、痛みを抑えたりします。
手足の動きが改善するため、さまざまな日常生活動作やリハビリ治療を行いやすくすることが期待できます。

上肢(手)に対して

下肢(足)に対して

短時間通所リハビリにて実施している様子

Shock wave 実施後に、歩行練習を行っている様子
対象となる方
脳卒中・脊髄損傷などの患者さんで、
- 筋のこわばりのある方
- 筋の硬さによる関節の硬さのある方 など
以上を主な適応としています。