退院後のサポート

退院後の生活の不安解消に向けて

退院後のご自宅での生活については、多くの患者さん・ご家族の皆さまが不安を抱かれているようです。西広島リハビリステーション病院では、退院後の患者さん・ご家族の皆さまの在宅生活の不安をサポートするため、さまざまな取り組みを行っています。
自宅に帰って、家事がどのくらいできるだろうか?
その方の状態に応じて、日常生活動作の工夫をご提案します。写真は、調理訓練の様子です。麻痺のある方でも調理が行えるよう、調理時の工夫をご提案します。
病院と自宅では違うので、病院でできるとしても 自宅ではどうなのか…
患者さんがご自宅で生活しやすいように、家屋改修が必要になる場合があります。そこで、当院のリハ・看護介護ビリスタッフ、医療相談員、改修業者、福祉用具業者、ケアマネジャーらがご自宅を訪問して家屋調査を行い、手すりの取り付け位置や段差の解消といった提案をさせていただきます。
また、病院で行った練習をご自宅で試したり、福祉用具の検討を行います。外出・外泊の際に気になった点があれば、スタッフへお尋ねください。
自宅で介護していけるだろうか…
起き上がり・車椅子への乗り移り方法、車椅子や歩行の介助・車の乗り降り・着替え・トイレ動作・入浴動作などについて、負担の少ない介助方法や福祉用具のご提案を行います。
退院後は、どのようにリハビリを続けていけばいいの?
退院前に、患者さん、ご家族、当院の職員、ケアマネジャーや各種介護サービス事業所の職員が集まって情報交換・意見交換を行い、患者さんが退院後に利用する医療・介護サービスについての検討を行います。
自宅に帰ったら、介助や自主トレの方法が分からなくなってしまうかも…!
患者さん・ご家族に対して行う介助指導・自主トレ指導などの資料をまとめ、「西リハ版リハビリノート」としてお渡ししています。
また、介助方法の基本は動画でもご覧いただけます。
言語障害がある本人の話を、 理解してあげられるだろうか?
失語症の入院患者さん・ご家族の皆さんと、退院されてご家族で生活されている皆さんとの交流の場です。
※感染対策のため、現在オンラインで不定期に開催中

退院後のサービス

介護保険を使う

通所リハビリで短時間(1〜2時間)
みっちりリハビリを受けたい方
通所リハビリで1日(6〜7時間)
のんびり過ごしながらリハビリを受けたい方
短期間入所(ショートステイ)
しながらリハビリを受けたい方

介護保険を使わない

介護保険を使わず、通院して
リハビリを受けたい方
※原則、発症から180日(150日)以内
トレーナーと一緒に
自主トレーニングをしたい方